1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/12(金) 16:36:01.62 ID:RHEJxYByO
駆逐艦朝潮は艦娘としての自分に限界を感じていた。
駆逐艦である自分には、戦艦の様な強さも、空母の様な航空戦力も、雷巡の様な先制雷撃もない。
朝潮(このままではいけない、もっと司令官の為に、司令官の役に立ちたい)
悩みに悩み抜いた末、彼女が辿り着いたのは感謝であった。
ここまで自分を引き上げ、頼りにしてくれた提督への恩返しの為に。
朝潮「一日一万回感謝の砲雷撃戦」
姿勢を正し、両手を合わせ、祈り拝み、構えて、砲雷撃。
一連の動作を終えるのにおよそ7秒、一万回を撃ち終えるのに初回は20時間近くかかった。
撃ち終えたらそのまま演習場で倒れる様に眠り、起きたらまた撃つ、そんな生活を続けていた。
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